2015年10月31日
オープンソースの SNMP エージェント・シミュレータ - snmposter と「俺、 fork したよ」って話
僕がブログを始めたのは、まだその頃珍しかった Java 言語で記述されたオープンソースの SNMP(Simple Network Management Protocol)ライブラリ SNMP4J(http://www.snmp4j.org)の詳しい説明をエントリすれば月間 100 万 PV ぐらい稼いで広告収入でアーリー・リタイアできるかもって考えたのがきっかけでした。 でも、結局・・・全然・・・そんなことにはならなくて、今もまだ(まあまあ)真面目に働いてます。 今日は SNMP マネージャーの開発や評価で必要になる SNMP エージェント・シュミレーターの1つ、snmposter を紹介をします。
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2015年09月06日
Make Electronics - ソフトウェアだけじゃあ楽しくない! L チカで学ぶ電子工作の基礎
僕は IT に興味と可能性を感じていて、ソフトウェアという論理的なものを中心に「おもしれー」って思うことを学んだり、作ったりしてきました。 でも、最近ちょっと退屈です。 だって、僕らの生活において目の前で直接的な現象を起こすラスト・ワンマイルを作るには物理的な知識と技術が必要で、それが僕には足りないからです。 だから、少しずつだけど、より下層レイヤーについて学び直そうって考えたんです。 あ、L チカってのは LED をチカチカと点滅させることを指していて、電子工作において基礎を学ぶ大変大事で簡単な作業のことです。
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2015年07月30日
Text as Data - q によるテキスト(CSV, TSV など)データの SQL クエリー操作
例えばちょっとしたサイズのログや収集データの解析をスポットで行う必要がでたらどうするか。 僕ならデータベースにするか、それともスクリプト(Bash、Ruby、今なら Go なんかも)で片付けるか迷います。 迷う理由は前者は少し大袈裟で後者はロジックとコードが強く結びつき再利用性が低いから。 大掛かりでは無く、テキスト・データに対するクエリー・ロジックを SQL で分離できたら ・・・そんな願いを叶えるツールが q なんです。
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2015年04月03日
1 ページの爽快感 - 屏風のような仮想端末ユーティリティ tcvt
仮想端末(ターミナル)でコーディングやシステム管理を行うとき、1 ウインドウがもっと縦に広ければ見通しが良くて作業が捗るのにな、と思ったことありませんか? 今日ご紹介する tcvt は1つのページを複数のカラムで構成してくれる Python で記述された仮想端末ユーティリティなんですよ。
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2015年02月12日
ISC DHCP サーバーの IP アドレス・リース履歴を DB 化するプロトタイプ的実装
通信事業者にとって DHCP を使って配布した IP アドレスとクライアントを指し示す物理アドレスを管理することは重要な意味があります。 例えば、不正アクセスがあればアクセス元 IP アドレスをスタート地点として、そのような行いをした個人・集団まで特定・追跡する必要があるからです。 ISC-DHCP でこのような要件を満たすシステムを構築するにはどんな方法があるのでしょうか? ここ数日、思考設計していたんですが今日は具体的なプロトタイプを実装してみますよ。
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2015年01月23日
ISC、dhcpd やめるってよ - 次世代 ISC DHCP サーバー Kea 導入・設定ガイド
僕らが普段インターネットへ接続するとき IP アドレスを自動取得するのに必ずと言ってよいほどお世話になっている DHCP サーバー。 オープン・ソースかつ大規模構成でも利用可能といえば ISC(Internet Systems Consortium)社の開発する ISC-DHCP なのですが、今後数年で開発を中止し、Kea に切り替わるという話があるのをご存知ですか? 今日は大規模なネットワークの構築・運用に関わる技術者であればそろそろ抑えておきたい KEA DHCP サーバーを動かしてみますよ。
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2014年09月26日
Raspberry Pi + irMagician (赤外線リモコン・ボード) でホーム・オートメーションを楽しむ方法
今日は前回の記事(小型赤外線 IR リモコン irMagician ファースト・インプレッション)の続き。 irMagician に Web インタフェースを用意して自宅にあるエアコン、テレビ、シーリング・ライトなどの赤外線機器を簡単・遠隔地から制御する簡単なホーム・オートメーション環境を作ってみますよ。
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2014年07月02日
RAINBOWSTREAM - コマンドラインで楽しむ Twitter ストリーミング・クライアント
今日ご紹介するのは CLI ベースの Twitter クライアント。 ええ、確かにこの手のツールはこれまでにも沢山ありましたが RAINBOWSTREAM はその名前の通り、川の流れのように僕達の目の前をフローしていく世界中の Tweet たちをカラフル・ストリーミングで楽しめるのが特徴。 そうそう、CLI ベースなのにイメージ表示をサポートしているところもユニーク&クールですよ。
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2014年05月19日
RPi - Raspberry Pi で High Performance Computing! スパコンを作る方法。
聞いただけでドキドキする言葉。 僕にとってスーパーコンピュータはその1つなんです。 今日は Raspberry Pi を使って HPC - High Performance Computing 環境を構築する方法をご紹介しますよ。
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2013年04月16日
2013年01月23日
Python(Scapy)を使って'DNS SERVER (Answering + Spoofing Machine)'を作ってみる
本格的なDNSサーバーを構築する程では無いが、簡易的なネームサーバーを用意してアプリケーションの動作を検証・解析をしてみたい・・・・こんな状況って稀にありませんか?
僕は何度かそういった機会がありまして、勉強・復習ついでにPython/Scapyライブラリで簡易DNSサーバー(Spoofingあり)を実装してみることにしましたよ。 続きを読む
僕は何度かそういった機会がありまして、勉強・復習ついでにPython/Scapyライブラリで簡易DNSサーバー(Spoofingあり)を実装してみることにしましたよ。
2013年01月10日
Python(Scapy)を使ってGateway Finderを作ってみる
ネットワークへ接続する為にIPアドレスとネットマスクは知っているけれど、ゲートウェイのアドレスは分からない、隠れているゲートウェイを見つけたい。 たまーにですけど、こんな状況ありますよね。
いざという時に手作業で調べていては大変。
今日はPython + ScapyでGateway Finderを作ってみます。
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いざという時に手作業で調べていては大変。
今日はPython + ScapyでGateway Finderを作ってみます。
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2012年12月13日
Python(Scapy)を使ってDHCP PERFECT(?) STORMERを作ってみる
先日作ったDHCP DISCOVER STORMER。 実はこれ、DHCPの性能測定という意味ではPERFECTとは言えません。 だって、 DISCOVERだけでACK(IPアドレス・リース成立)までの1トランザクション性能を測定することは出来ませんからね。
Python+Scapyで実装する以上、送受信性能に限界があるのは承知の上で、ACKまで計測できるPERFECT(?)なDHCP STORMERを完成させてみます。
Python+Scapyで実装する以上、送受信性能に限界があるのは承知の上で、ACKまで計測できるPERFECT(?)なDHCP STORMERを完成させてみます。
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Posted by netbuffalo at
18:30
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2012年12月03日
Python(Scapy)を使ってDHCP CLIENT(DISCOVER->ACK)を実装してみる
先日、PythonでDHCP DISCOVERを大量に送信するクライアント・アプリケーションを書いてみたんですが、折角なので今日はDHCP 1トランザクション(DHCP DISCOVER ~ DHCP ACKまで)を実装してみようと思います。
しかし、こういう細かい話はリーチする人が極端に少ないので書いていて虚しさもありますね・・・。
しかし、こういう細かい話はリーチする人が極端に少ないので書いていて虚しさもありますね・・・。
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2012年11月22日
Python(Scapy)を使って'DHCP DISCOVER' STORMERを作ってみる
皆さんがお持ちの端末(PC、スマートフォン、モデムなど)がIPネットワーク上でオンラインになるまでには、幾つかの連続した手順(シーケンス)が必要で、IPアドレスをリースするDHCPサーバーもそのシーケンスの重要な一部です。
数十~数百の小さなLANで使う分には何を使っても良いのですが、大規模なネットワークを支えるDHCPサーバーには性能が求められます。
何故かと言えば、大規模なネットワークで障害や切り替えが発生した場合、復旧時には、まるで ”STORM” のように、一斉に複数の端末でオンライン・シーケンスが始まることがあるからです。
僕も大規模ネットワークに関わる仕事をしていて、DHCPサーバーの評価・検証・構築に関わる事があるんですが、無料で柔軟性のあるDHCPサーバーの性能評価ツールが少なくて困っていたんです。
しかし、よく考えるとScapyで作れば良いんじゃないの? と思い立ち、試しに”DHCP DISCOVER” STORMERを実装して見ることにしました。
数十~数百の小さなLANで使う分には何を使っても良いのですが、大規模なネットワークを支えるDHCPサーバーには性能が求められます。
何故かと言えば、大規模なネットワークで障害や切り替えが発生した場合、復旧時には、まるで ”STORM” のように、一斉に複数の端末でオンライン・シーケンスが始まることがあるからです。
僕も大規模ネットワークに関わる仕事をしていて、DHCPサーバーの評価・検証・構築に関わる事があるんですが、無料で柔軟性のあるDHCPサーバーの性能評価ツールが少なくて困っていたんです。
しかし、よく考えるとScapyで作れば良いんじゃないの? と思い立ち、試しに”DHCP DISCOVER” STORMERを実装して見ることにしました。
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