2015年10月27日

すげー迷ったけど買ってよかったもの - フル HD プロジェクター BenQ W1080ST+ レビュー

ここ最近、僕はプロジェクタを買うかすげー迷ってました。 最初はちょっとしたモバイル・プロジェクターを買って2、3日ぐらい「わーわー!」いいながら退屈な日常から脱出できれば面白いかもって軽い気持ちでした。 でも、得られる体験を考えると 10 万円は平気で超えてきて「人生は妥協の連続。 ただ、今はそのとき?」って真剣に考えるぐらいとっても難しい問題だったんです。

BenQ_W1080ST_Plus

プロジェクタなんて俺に必要? リスクを感じるなら妥協すべき?


僕がプロジェクターに興味をもったのは VIVITEK LED モバイルプロジェクター QUMI を見て「(デザインが)すげーカッコイイ」って感じたのがきっかけでした。 QUMI を「ほしいものリスト」に追加して何日か気持ちの確認期間をとった後、俺は行くぜ!って覚悟して Amazon までいったんです。 でも、 id:hakuhou-src さんのエントリ「モバイルプロジェクター QUMI Q5 を買いました」を見て僕は迷いはじめました。

やっぱり、QUMI の 500 ルーメンは暗いです。 小さくて、LED 、HD(720P)対応とちょっと遊ぶにはぴったりなんですが、実効スクリーン・サイズが最大 50 インチ程度で 500 ルーメンだと僕達二人の間のドキドキはホントに2、3日で終わり。 「お互い仕事が忙しくて・・・」なんて言い訳して、すれ違う時間が増えていく。 そんな具体的な未来が僕の頭にくっきりと浮かんだんです。

多分、スペースや予算、本来の目的とは関係ない手段のことばっかり気にして妥協を積み重ねていったら、最後に楽しくないものが残ってたんだと思います。

beagle


それで、もう一度考え直すことにしました。 明るさ(1500 ルーメン以上)を優先するとモバイルは無くなってホームモデル、それに解像度(Full HD)と価格のバランスを考えて BenQ TH682ST(3000 ルーメン、1920x1080)、W1080ST+ (2200ルーメン、1920x1080) のどちらかにしようって決めました。 どちらも単焦点タイプで短い距離で大きなサイズを投影可能だって特長があります。 僕がホームシアターに考えている部屋のような、プロジェクターからスクリーン(壁)まで 2 m 程度しかない場所で取り回しの効くカービン銃みたいなプロジェクタです。

my_room


TH682ST、W1080ST+ だったらどっちがよいでしょうか? 僕は W1080ST+ に決めました。 理由は横方向 ± 20 度の台形補正機能がついていて、スクリーンを正面から見たいときプロジェクタを僕の真横や正面に配置する必要がないからです。

play_projector


それに W1080ST+ は RGB/RGB カラーホイールを採用していてホームシアター向けの自然な発色を楽しめるみたいです。


BenQ フル HD プロジェクター ホームモデル W1080ST+ レビュー


僕は Amazon で買いました。 (ちょっと怪しい日本語で) Amazon の品質管理に関するネガティブなレビューがありますが、僕の W1080ST+ に特に問題はなかったです。

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中には本体、リモコン、電源ケーブルが含まれています。

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レンズには保護カバーが付いていて上部のダイヤルで焦点と 120 % までのズームを調整できるようになってます。

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背面には一通りのメディア・インターフェース(HDMI/MHL x2、コンポーネント、ビデオコンポジット、ミニ D-sub 15 ピン、USB、AUX 端子)が用意されていて、僕はとりあえず HDMI インターフェースで Nexus Player を楽しむつもりです。

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ちなみに、W1080ST+ の HDMI インターフェースは HDMI 1.2a CEC(Consumer Electronics Control)には対応していないみたいで付属のリモコンで HDMI につながった機器、ここでは Nexus Player を操作することはできないみたいでした。 これはちょっと残念でしたが、Nexus Player の Bluetooth リモコンは W1080ST+ の指向性の強い付属赤外線リモコンに比べると電波が回りこむので僕のようなプロジェクタとソファーが横方向に一直線上に並ぶ構成ではこっちのほうがあっているのかもしれません。

あと、サウンドは本体内蔵のスピーカーでは無く、あの、購入一週間で新しいモデルが発売され全米が泣いた BOSE SoundLink Mini Bluetooth speeker を AUX オーディオ・ケーブルで有線接続して有効活用します。

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さあ、W1080ST+ を起動してみます(リモコンのパワー・オン ボタンを 2 回押すと起動します)。

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W1080ST+ のセットアップはとっても簡単で、まずポジションを選びます(僕はフロント)。

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言語を選んで・・・、

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縦・横方向の台形補正をします。

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最後にメディア・ソース(HDMI, etc.)を選択しますが自動的にデバイスのつながったインターフェースを検知してくれるので簡単です。

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僕の目の前に 120 インチ(高さは 150 cm を超えます!)を優に超えるディスプレイが現れました!

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BenQ フル HD プロジェクター W1080ST+ は買い?


「10 万円を超えるプロジェクタを買って俺は責任取れるの?」ってずっと心配してましたが買ってよかったです。

僕にとってビデオってのは年に数回の映画か普段アルコールを飲みながら見るミュージック・ビデオですが、16:9 で 120 インチを超える画面で映像を見たとき、僕は「倹約が現実的美徳ってのは確かだけど、この 120 インチのディスプレイと良質なサウンドの組み合わせを経験できない一度っきりの人生は残念なものだ」って思いました。

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例えばノーティ・ボーイの Runnin’ を 50 インチ程度のテレビでみて、映像作品が伝えようとしている絶望的な孤独が伝わるでしょうか?




答えはノー。 勿論、僕だって目の前で見るまでは「俺にはこれ(テレビ)で十分。 無駄使いはしない。 賢い妥協だ。」って思ってました。 でも、W1080ST+ で見る世界は全然違っていて自分が作品の一部のような錯覚に陥ります。

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それにシアター形式(+アルコール)でみるビデオは副交感神経を高めたり、交感神経からスイッチする効果も数倍大きいみたいです。 僕は昼間ネットワーク・テクノロジ分野でソフトウェアの設計・開発をしていて、今ではプロジェクト管理者としての役割もあります。 大きなプロジェクトだと予算、納期、要件、気にすることは沢山あって(それぞれ矛盾しています!)、家に帰って休むべきなのに「二手先、三手先に起こり得ることの解法とバックアップ・プランは?」って常に考えたりしています。

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これはとても複雑で(後で思えば)楽しいゲームですが、「俺は疲弊している」って感じることも多いです。 でもプライベート・シアターでアルコールとお気に入りのビデオ見ているとき、余計なことは全く・全然考えられなくて、「俺は今休息しているんだ」って実感することができます。

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Route 94 - My Love (Official Video) ft. Jess Glynne


難しい話は抜きにロボットや怪獣映画を見るのもサイコーです。 最初に見る映画はパシフィック・リムなんてどうでしょうか?
 

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もし、貴方がプロジェクタを買うって決めたら投影スペース、スピーカー(サウンド)、リクライニング(ソファー、チェア)に極端な妥協はしないで下さい。 この3つを守れば素晴らしいエクスペリエンスを手に入れることができるって約束します。

じゃあ、また今度。

BenQ フルHD 短焦点プロジェクター ホームモデル (Full HD/2200lm/HDMI搭載/3D対応) W1080ST+
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Posted by netbuffalo at 00:19│Comments(4)TrackBack(0)家電 | ライフハック


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この記事へのコメント
素晴らしい内容でした。特に後半!
参考にさせていただきます。
Posted by 名無し at 2016年05月14日 10:50
名無しさん、楽しんで頂いて良かったです。
プロジェクタは「買うかすげー迷うけどその価値があるもの」でした!
Posted by netbuffalo at 2016年05月14日 12:03
買って半年でランプエラー出て、すぐに強制終了する様になりましたよ。
Posted by 名無し at 2016年06月11日 20:05
名無しさん、それは残念、怒りがこみ上げますね・・・。
(購入してから1年ほど立ちますが、僕のところは特に問題無いです)
貴重なご意見・感想ありがとうございました。
Posted by netbuffalo at 2016年06月13日 16:04

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