2015年07月09日

日経Linux 2015年8月号 Linuxデスクトップ維新『フリーソフト200』特集で幾つか記事を書きました

久しぶりですが日経Linux 2015年 8月号に合計 4 ページほど記事を書きました。 フリーソフト特集は数が勝負、名前を言ったらネタバレしちゃうので詳しい話はできません。 そこで1つだけ、僕が GVim とグラフィカルなテキスト・エディタ探しで気がついた人生の本質とは?って話をしたいと思います。

日経Linux 2015年8月号

Vim は大好き。でも記事を書いた GVim はダセーって思ってた。


僕はもともとデスクトップ・シェルと連携するテキスト・エディタにこだわりはなくて、デスクトップ環境が推奨するデフォルトのエディタをそのまま使う(gedit になることが多かったですね)、グラフィカルなテキスト・エディタに多くを期待しない冷めた人間でした。

諦め


だって、どんなエディタであったとしても vim に比べればキーボードから手が離れる時間が増えるのは確実だと思うからです。

それでも何度か「俺のデスクトップ・ベースを決めるんだ」って思い立ち AtomSublime Text を使ってみたりしました。でも結局それらに vi/vim プラグインを追加して「あー、ここまでか」って落胆、「残念、スタートに戻る!」の繰り返しでした。 迷宮に迷い込み、疲弊しきった頭でふと思いました。

「俺はこの世には存在しない伝説の理想郷を探し求め、永遠に成仏できないエディタ・ゾンビじゃねーのか?」って。

text-editor zombie


それで一度自分の原点に立ち返ろうと思い、ここ数週間 GVim してたんです。 勿論、GVim 自体はずっと前から知ってましたよ。じゃあ、何でこれまで使わなかったかっていうと GVim のデザインや機能があまりにも地味過ぎる(ダセー)って考えがあったからです。

gvim


目の前に現れたこのウインドウを見ると「あー、それなら端末開いて直接 vim 使うわ」って考えちゃうんです。

それに「俺はイノベーターでありインフルエンサーでもあるからもっとクールで、創造的な、最新の、みんなが羨むようなデスクトップ・エディタを使うべきだ!」って虚栄心もあったんだと思います(笑)。

Hugo Gernsback


今のところ GVim はサイコーです。 カッコつけて無理していた過去の自分が馬鹿みたいです。 それに日経 Linux さんの特集記事にもマッチしてラッキーでした。

my GVim


グラフィカル・エディタに採用するには「日本語入力が快適であること」って絶対に譲れない合格基準がありますが 简体中文版 Arch Linux ウィキを参考に次のコードを ~/.vimrc に追記すればまあ問題ありません(僕は fcitx/mozc を使ってます)。

"# disable fcitx when vim mode change to normal.
let g:input_toggle = 1
function! Fcitx2en()
    let s:input_status = system("fcitx-remote")
    if s:input_status == 2
        let g:input_toggle = 1
        let l:a = system("fcitx-remote -c")
    endif
endfunction

set ttimeoutlen=150
autocmd InsertLeave * call Fcitx2en()


こうしておくとノーマル・モードに変化した時には自動で日本語入力もオフになります(逆もできますが僕は半角英数字を入力することも多いので入れてません)。

しかし、Arch Linux はドキュメントが体系的にまとめられていて本当に凄いです。 あいつ(Arch Linux)は無骨・頑固で近寄り難いかもしれないけど、それは誰よりも本気で Linux を良くしようって考えているからだと思います(褒めすぎ?)。

さて、話が脇道にそれましたが結局のところ、グラフィカル・エディタ選びと人生は一緒で「諦めちゃダメで、背伸びせず(カッコイイとか印象だけで Atom とか使わず)自分の気持ち(vim)を信じて真っ直ぐ生きる(GVim る)のが一番だ」ってのが僕の結論であり、このエントリを通じてみんなに伝えたかったことです(大袈裟だろ)。

え、Emacs はどうした? Emacs は素晴らしいエディタですし、沢山の有名なハッカーが愛用しているので僕も憧れます。

でも、どうしても指や手が痛くなっちゃうのと起動の重さが気になるんですよね


日経Linux 2015年 8月号その他注目の記事


2015 年 8 月号その他注目の記事はこちら。

【特集1】 Linuxデスクトップ維新 『フリーソフト200』
Linuxには、数多くのフリーソフトが提供されています。多彩なフリーソフトを駆使すれば、
Linuxデスクトップが魅力的なものに生まれ変わり、PC上でやりたかったことを必ず実現できます。
Windowsパソコンにだって負けません。すべてのLinuxユーザーが満足できるように10ジャンルに分けて200個のフリーソフトを紹介します。

【特集2】 Linuxから電子工作まで 『これなら使えるRaspberry Pi』
名刺大のPCボード「Raspberry Pi」でLinuxを始めましょう。クアッドコアCPUの「Pi2」を
テレビにつながるメディアPCにしたり、グッと安くなった「B+」をキラリと光るネットワークサーバーにしたり。
部品をチョイ足しするだけで世界が広がる電子工作も夏休みにぴったりです。

【特集3】 操作のムダを一掃 『キーボード&マウスの時短ワザ』
気が付くと何度も同じメニューをたどっていることはありませんか。
その操作はキーの組み合わせ一発でできるかもしれません。
今回は、ショートカットキーやマウスのテクニックを一挙に解説します。
デスクトップ環境やアプリの技を解説するとともに、お薦め製品も紹介します。


時短ワザはキーボードからできるだけ手を離したくないと思う僕も楽しみ。

日経Linux 2015年 8月号は今日(いや昨日らしい・・・この記事を書くべき日を一日間違えた)発売です。

全国の書店 > コンピューター雑誌コーナーへ是非お立ち寄り下さい。

それでは、また今度。


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Posted by netbuffalo at 22:00│Comments(0)TrackBack(0)Linux | 日記


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