2015年04月07日

日経Linux 2015年 05 月号に Nexus Player、それに Kodi でメディア・ハブを構築する記事を書きました

今週 4月 8日(水)に発売する日経 Linux 5月号で Nexus Player の紹介、それに Linux サーバーと Kodi を組み合わせて Samba(SMB)サーバー上に保存した映像・音楽・写真ライブラリをテレビの大画面で楽しむ、ホームネットワークにおけるメディア・ハブ構築・活用記事を書きました。

日経Linux 2015年5月号

Nexus Player 活用記事の内容


Nexus Player、Apple TV どちらも素晴らしいデバイスであると同時に常にインターネット上のコンテンツをストリーミングするという面に重きがおかれています。 それは広告や有料コンテンツへのアクセス、つまりビジネス機会を増やすという意味で企業にとって合理的な戦略なのですが、その反面、ユーザーとして考えたときにはインターネットにストレージ、ストリーミングする必要の無いホームネットワークだけで充分なビデオや写真データも自在に活用したい、という不満も残ります。 また、そのような運用が制限される・不便なのであればメディア・プレーヤーとしての潜在的な魅力が半減してしまっている、と僕は思うのです。

そこで 5月号記事では Nexus Player の概要・紹介と合わせてホームネットワークに Linux ファイル・サーバーを構築し、ここへ保存した写真、動画、音楽ファイルを Kodi(旧 XBMC)を使ってテレビの大画面で楽しむ方法を紹介しております。

nexus_player_media_network

Kodi とその本質は何度かブログでも記事にしているのですが、ファイル(SMB)サーバーの設定から Kodi への登録方法、それに、Kodi の特長の一つであるプラグインによるコンテンツの拡張方法・楽しみ方まで懇切丁寧に解説しているので是非ご覧下さい(全部で 6 ページの記事)。

今の時期ならカメラで撮影したサクラの花や、

IMG_0692


美しい風景の写真を容量を気にせずファイル・サーバーに沢山保存して、

flikr_pict


インターネット・ラジオで Jazz を流しながらスライドショー(+ビール)なんて最高かと。

jazz_addon


コモディティ化のメリット(低価格・高品質化)を最大限享受できるテレビをビデオ、サウンド・プレイヤーとして活用しない手はないですよね!


記事にはならなかった 5.1 へのファームウェア更新方法


2015年 3月 9日に公開された Android 5.1 ファクトリー・イメージを使いマニュアル操作で一足早く Android 5.1 を楽しむ方法も書いたんですが、こちらは紙面の関係で不採用。 折角なのでここで紹介しておきますね。

https://developers.google.com/android/nexus/images から Nexus Player 向けイメージ・ファイル(fugu-lmy47d-factory-*.tgz)をダウンロードしておき、このイメージを記事中でセットアップした adb ユーティリティを使ってインストールするのです。

まずは adb を使って oem モードをアンロック。 

# fastbootモードに移行。Nexus Player が再起動する。
$ adb reboot bootloader

# 再起動後、Nexus PlayerもOEMモードをアンロックする。OKAY と出力されない場合、繰り返し実行する。
$ fastboot oem unlock 


すると、こんな画面になるので、

unlock oem


この状態で先程入手したイメージ・ファイルを解凍、中に含まれる flash-all.sh を実行します。

# 5.1 へのアップデート
$ tar xvzf fugu-lmy47d-factory-f6d66f35.tgz
$ cd fugu-lmy47d/
$ ./flash-all.sh


すると数分アップデートが終了し、Android 5.1(ビルド番号: LMY47D)へのバージョン・アップが行われます。 最後に oem ロックしておきましょう。

# 再び Nexus Player をロック
$ fastboot oem lock


Android 5.1 での変更点は性能面の改善、設定メニューへの幾つかのアイテム(再起動メニューなど)追加です。

この方法でアップデートした場合には Nexus Player が工場出荷状態に初期化されユーザ登録、Kodiのインストールなどもう一度最初から設定する必要があることに注意。


おまけ - Nexus Player の USB ポートの活用例


これも記事にはならなかったのですが、Nexus Player の持つマイクロ USB ポート活用方法を幾つかご紹介しましょう。

まず、USB ディスクは認識するか(Apple TV はシステム管理用にしか使えません)? 

usb_external_disk_and_atv


これは Yes。 MicroB -> A 変換アダプタを用意すれば Nexus Player アプリケーションからは USB ドライブとして認識されます。 次の例では「ES ファイルエクスプローラー」で USB ディスク上のメディアを開いています。

usb_disk_es_file_explore_open_media


続いて、Android(microB コネクタ)向け有線 LAN アダプタは認識するか?

connect_ethernet_adapter


これも Yes。 無線と比べて特別安定・高速というほどではありませんが、自宅に無線ネットワークが無いという人にはうれしい。

ethernet_device-2015-03-18-012308
 

日経Linux 2015年 05 月号その他の記事


その他記事はこちら。 

【特集1】 やりたいことがすぐできる
『Linuxの表ワザ・裏ワザ93 』
あの設定はどうやればいい?この作業はもっと簡単にできないの?
Linuxに初めて触れると、操作に戸惑うことがあります。Linuxを使い慣れていても知らない便利な操作があるかもしれません。
デスクトップの操作やカスタマイズ、周辺機器の設定、ツールやアプリの活用法など、役立つテクニックを身に付けましょう。
Linuxを自在に使いこなすための第一歩として、基本的な操作からあまり知られていない裏ワザまで、
「白帯」「黒帯」「師範」の熟練度に分けて紹介します。

【特集2】 Raspberry PiからPepperまで
『鉄道模型もロボットも動かせる面白工作』
格安PCボードのRaspberry PiやマイコンボードのArduinoを使って、手軽に動くモノを作ってみましょう。
Raspberry Piでは加速度センサーを使い、トレイを水平に保って水をこぼさずに運べる仕組みを作ります。
Arduinoでは、鉄道模型を自動運転させてみましょう。本格人間ロボット「Pepper」も早速いじって、
近づくとあいさつしたり握手したりしてくれるアプリを開発します。

【特集3】スティックPCから中古復活まで
『激安Linuxマシンの作り方 』
Linuxを試したいけど、手元に余っているパソコンはない──。
でも、最近は安く手に入るマシンが増えてきたので心配いりません。ミニPCやスティックPC、
Chromebookなら、2万~3万円で新品が購入できます。中古なら1万円以下でも大丈夫。
自分に最適な一台を見つけて、激安Linuxマシンに仕立てましょう。


裏ワザ気になるわぁ。。。

日経Linux 2015年 05 月号 は明日発売です。 全国の書店 > コンピューター雑誌コーナーへ是非お立ち寄り下さい(Kindle 版もありますよ)。



Posted by netbuffalo at 12:30│Comments(0)TrackBack(0)Linux | 日記


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