2014年07月03日

日経Linux 2014年08月号に激安超ミニマシン特集(CloudFlash)記事を書きました

珍しく日経 Linux さんで2号続けて記事(激安超ミニ Linux マシンのハック集)を書かせて頂きました。 特集記事では Raspberry Pi、BeagleBone Black、CuBox-i、DE3815TYKHE など他にも沢山あるのですが、僕が担当したデバイスは CloudFlash (Wi-Fi 機能搭載 SD カード・スロット)。

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激安超ミニマシン特集 - CloudFlash 記事の内容


お話を聞いた時には、Raspberry Pi あたりの担当になれることを期待したんですが、決定したのは Cloud Flash。 海外発のミニ Linux ボックス?かと初めて聞く名前をネットで検索してみると Linux 搭載の Wi-Fi 機能搭載 SD カード・アダプタ(microSD カードを別途購入して組み合わせる事が可能)であることが判明。

      ヽ|/
    / ̄ ̄ ̄`ヽ、
   /         ヽ
  /  \,, ,,/    |
  | (●) (●)|||  |
  |  / ̄⌒ ̄ヽ U.|   ミニ過ぎて確実にハマるわ・・・。
  |  | .l~ ̄~ヽ |   |
  |U ヽ  ̄~ ̄ ノ   |
  |    ̄ ̄ ̄    |


と嫌な予感。 まず絶対的なリソースが限られますし、ネットワークに繋がらない限り中で何が起きているか判断出来ないのでデバッグも難しいですからね。 こういうのは Kindle や Apple TV ハックで経験済み。

僕に対する「システムD」(後述)としての期待の現れなのか、それともアイツの頭は(一世代前の) ARM 程度の性能だから SD カードぐらいが丁度良いと思われたのかと日々葛藤しながらも、カメラで撮影した画像を自宅のサーバーに自動でアップロード、Piwigo フォト・サーバーで管理しよう、というイメージ・オートメーション記事を書かせて頂きました。

cloudflash system overview

Piwigo は品質の劣化無く写真を管理・共有出来るオープンソースの Web アプリケーション。 EXIF 情報の管理もできるので便利ですよ。

piwigo


もう言葉で表せないぐらいの細かな苦労の連続だったんですが、終わってみると CloudFlash のような小さなデバイスを使ったオートメーションの可能性に目覚めまして自分用に CloudFlash を購入した程です(記事に不明点あればこのブログでサポート可能)。

CloudFlash Wi-Fi内蔵 SDカードアダプタ
 

CloudFlash では特に何もせずに telnet を使って内部の Linux OS へ接続出来きるのですが、もし dropbear による SSH サービスの利用、 SSH クライアントを使って SD カード上からリモート Linux サーバー上のコマンドを自動実行をしたい、なんて場合には先日書いた Flucard Pro 記事を参考にして下さいね(但し、Flucard Pro のスクリプト全てが動くわけではありません)。

Flucard Pro - Wi-Fi 機能搭載 SD カードを Linux サーバーとして楽しむ方法


CloudFlash のお値段は実売 3000 円弱とちょっと遊んでみるのには最適、しかも付属する SD カード・ケースが 4 枚までコンパクトに収納出来るスグレモノでした。

CloufFlash カードケース


その他日経 Linux 2014年 8月号の注目記事


色々と楽しい記事があるわけですが個人的に注目したいのがこちら。

【夏期集中連載】 主要ディストリビューションが採用へ
「systemdを超マスター(全3回)」
システム初期化プログラムへの「systemd」採用で主要ディストリビューションの足並みがそろいます。
systemdでは何がどのように変わるのか、その魅力を解説と実践で体感し、来るべきsystemdへの移行に備えます。


最近は色々な場所で systemd というキーワードを聞くようになってきました。 一番最初に起動するプロセス、デーモンである init の代わりとなる systemd ですが、主要ディストリビューションが切り替わる前に是非予習しておきたいところです。 まあ僕なんか普段デスクトップに使っている Ubuntu の Upstart でさえまだ殆ど勉強してないんですけどね・・・。

ウキペディアによれば systemd にはフランスを語源とした「システムD」(おかれた状況において迅速に対応・問題を解決する能力、それが出来る人)という意味もあるそうで、Linux 界隈を中心に、あの人「システムD」だね、なんて表現が今年の後半ぐらいから日本中で大流行し、TV アニメや漫画(豆腐屋カーレース)にまで発展するのかもしれません(適当)。

そうそう、本の虫さんの記事「Linus様がSystemdにぶちきれる」も読んでおくとより一層 systemd を楽しめると思いますよ。

その他、トラブル対応・レスキュー特集では、

日経Linuxが独自に製作したレスキュー用Linux「Nikkei Linux Rescue Media」(NLRM)新バージョンを使って、トラブルから脱出しましょう。


ええっ、そんなディストリビューションあったの? と思わずつぶやいてしまう特集もありまして、内容によっては日本中のご家庭で「パソコン・トラブルには NLRM だよね!」と Windows PC 復旧のデファクト・スタンダードになる可能性を秘めた爆弾記事ではないかと考えています(適当)。

こういった記事は一見すると地味ですが OS やファイル・システムの仕組みを知り、その上で動くアプリケーションの理解・応用にも繋がるので Linux 基礎体力作りの意味でも是非読んでおきたいですね。

日経 Linux 2014年 8月号は今週土曜日、7月8日発売です。

是非、コンピュータ雑誌・書籍コーナーにお立ち寄り下さい(Kindle 版もあり)。



Posted by netbuffalo at 22:00│Comments(0)TrackBack(0)Linux | 日記


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