2012年12月21日
Kindle PaperwhiteのスクリーンセーバーをWindowsを使って出来るだけ簡単にカスタマイズしてみる
いやー、マズイなーと思うことが幾つかあるんですが、その内の一つが僕のブログでKindleの話をする時(それ以外も殆どですけど)にWindowsを使って説明しないこと。まあ、Macを使っていたころであれば、今の世の中まだ許せるんですが、最近はUbuntuばっかり・・・。
もっと沢山の人に知ってもらいたい・助けたい、いや正直に言えば、そんな事はどうでもよくて、もっと沢山の人に僕のブログにアクセスして欲しい・・・、そんな複雑な気持ち(?)の中、今日はWindowsを使いつつ、Linuxのコマンドは一度も使わずにKindle Paperwhiteのスクリーンセーバー画像を変更するという、現時点で世界最高峰の簡単な方法をご紹介したいと思います。
もっと沢山の人に知ってもらいたい・助けたい、いや正直に言えば、そんな事はどうでもよくて、もっと沢山の人に僕のブログにアクセスして欲しい・・・、そんな複雑な気持ち(?)の中、今日はWindowsを使いつつ、Linuxのコマンドは一度も使わずにKindle Paperwhiteのスクリーンセーバー画像を変更するという、現時点で世界最高峰の簡単な方法をご紹介したいと思います。
NetSpear(自動化ツール)をダウンロード
今回は技術的に複雑な作業を自動化する為に僕が作ったNetSpearというアプリケーションをダウンロードします。
こちらのページからダウンロード・リンクをクリックして、netspear_x_x.zipをダウンロードして下さい。
zipファイルを解凍すると、netspear-x.x.exe、netspear-x.x.jar、netspear.shという3つのファイルが入っているので、
exeファイルをダブルクリックしてNetSpearを起動します(Mac OS、Linuxの方はnetspear.shを実行)。
後もう一つ、このアプリケーションでKindle Paperwhiteのスクリーンセーバーを変更する為の設定ファイル・セットもダウンロードしましょう。
こちらの中身には、ENABLE_DIAGS、linux.inf、netspear_kpw_screensaver.xmlが含まれています。
このうち、xmlファイルをNetSpearの注射ボタンをクリックして読み込んで下さい。
これで一つ準備が終わりました。
Kindle Paperwhiteを脱獄(Jailbreak)してUSBケーブル経由でネットワーク接続する
ここが少し複雑なんですが、頑張りましょうね。まずは以前に書いた手動でスクリーンセーバーを変更する方法を参考に、
kpw_jb.zipをダウンロードし、中身に含まれるMOBI8_DEBUG、jailbreak.shをPCに接続したKindleドライブの直下にコピー、
jailbreak.mobiをdocumentsフォルダにコピーします。
ここで一度、パソコンから取り出し、ホーム画面に現れた本を開き、Kindleを脱獄します(詳しい手順は先程の参考ページを参照)。
脱獄が終わったら、再びKindleをPCに接続し、今度はドライブの直下に先程ダウンロードしたk5screensaver.zipに含まれるENABLE_DIAGSというファイル(中身は空)をコピーします。
再度、KindleをPCから取り外し(ケーブルも外す)、Kindleメニュー > 設定 > メニューとタップし、表示されたリストから”再起動”を選択します。
これで再び起動したKindleはDIAGモードと呼ばれる診断モードで起動するので、このメニューから N) Misc individual diagnostics、
U) Utilities と進み、
Z) Enable USBnet を選択します。
ここまで出来たら画面下にあるExitをタップし、一つ前の画面に戻っておきましょう。
これでKindleはネットワーク・デバイスになりました。WindowsパソコンにUSBケーブルで接続すると、ドライブとしては認識されず、ネットワーク機器として認識されます。
この時、僕のWindows XPではドライバ(RNDIS Ethernet Gadget)が無いという警告が表示されます。
(Windows 7なんかだとすんなり認識されるのかもしれませんね)
この警告が表示されたら、やはり先程ダウンロードしたk5screensaver.zipを解凍したフォルダをドライバの検索場所に指定しましょう。
中にある linux.inf が見つかり、正しく機器が認識されるはずです。
さあ、Windowsネットワーク接続を開いてみて下さい。
普段見慣れない”ローカル エリア接続”(普通1つしか無いのでローカル エリア接続2が追加される事が多い)が見えるはずです。
このローカルエリア接続(ここではローカルエリア接続2)を右クリックし、プロパティでTCP/IP設定を開き、IPアドレスに192.168.15.1、サブネットマスクには255.255.255.0を設定します。
OKを押したら準備はおしまい。
Macの方はこちらの記事を参考にネットワーク設定して下さいね。
NetSpearを使って設定作業を自動化
さあ、先程用意しておいたNetSpearに戻ります。まず一度画面右側にあるTestボタンをクリックし、Kindleに接続できることを確認して下さい。
OKであれば、ロケットボタンをクリックしましょう。一瞬で全ての作業が終了し、最後に成功メッセージが表示されるはずです。
お疲れ様でした。Kindle側でトップ・メニューに戻り、一度だけ S) Device Settings をタップします。
機器情報が表示されたら再度トップ・メニューに戻り、D) Exit, Reboot or Disable Diags をタップして、
メニューから D) Disable Diagnostics を選択。
最後に continue をタップすればKindleが再起動します。
やっとここまできましたね!、再起動したKindleを見ると、ストレージ上にscreensaverというフォルダが見えるはずです。
この中にあるpngファイルと同じ名前でお好みのスクリーンセーバー画像を保存して下さい。
貴方だけのKindle Paperwhiteになるはずです。
スクリーンセーバー画像を探すときにはGoogle画像検索で”kindle scrennsaver imagesize:600x800”と入力すると沢山見つかりますよ(多分そのままでも大丈夫ですが、出来れば758x1024にリサイズしましょう)。
あくまで自己責任ですが、良かったら使ってみて下さい!それでは、より良いKindleライフを。
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