2012年10月03日

XPS 13 (もちろん、スプートニク!)でタッチパッドを無効にして誤動作を防ぐベストな方法

XPS 13にスプートニク(Ubuntu 12ベースのDELLによるカスタム・ディストリビューション)をインストールして、本気(と書いてマジ)Ubuntuを実践している僕ですが(インストール記事はこちら)、XPS 13には凄く嫌なところもありまして、最近は少し購入したことを後悔していたのです。

tpad10

タイピング中のタッチパッド誤検知・マウスポインタの誤動作にイライラ


ミニ・ノートPCと言っても良いそのサイズの割に大きめのタッチパッドがXPS 13には付いているんですが、タイピング(キーボード操作)している最中に少しでもこれに触れると(特に四隅)意図せずマウスポインタが移動し入力位置がずれ、テキストを再入力するハメになった、なんてことがよく起こります。

tpad11


前に使っていたVAIOでは経験したことが無いので、これはXPS 13のハードウェア設計不良だなぁ・・・と思いながら我慢して使っていたんです。

いえ、僕だって”入門!初めてのUbuntu”じゃありませんから、マウスパッドの設定を見直して”Disable touchpad while typing”を有効にしてみましたよ。

tpad-setting1


しかし、これを有効にすると今度はタイピングが終わっても数秒タッチパッドが無応答になってしまうんです。


Disable touchpad while typingでタッチパッドが無応答になる原因・解決方法


あー、イライラしますね・・・仕方が無いのでタイピング中はタッチパッドに触れないように注意してたんですが、よく考えると無応答に感じるのはタッチパッドが有効になるまでの時間しきい値が大きすぎることが原因じゃないかと思い、調べて見ることに。

すると、XFCEドキュメント(僕は普段はXubuntuデスクトップを使っております)に開放まには2秒も待ち時間があるという記述が。

tpad-settings2


これじゃあ固まったように感じるはずですよね。

ということで対策を。

まずはアプリケーション・メニュー > システム > 設定マネージャと進み、Mouse and Touchpadを選択。

tpad0


Device > Touchpadタブにある”Disable touchpad while typing”が無効になっていることを確認します。

tpad-settings4


もっと短い時間(0.5秒程度)を設定したいので、同じく設定マネージャにある”セッションと起動”に移動して、

tpad3


”自動開始アプリケーション”タブを選択し、追加ボタンをクリックしましょう。

tpad4


自動開始アプリケーションの登録ダイアログが表示されるので次のコマンドを登録します。

syndaemon -i .5 -K -t -R -d

ちなみに、-iオプションでタッチパッド無効時間(.5と書いて0.5秒)を指定しています。

その他のオプションは次の通り。

-K  Like -k but also ignore Modifier+Key combos.
-t  Only disable tapping and scrolling, not mouse movements, in response to keyboard activity.
-R  Use the XRecord extension for detecting keyboard activity instead of polling the keyboard state.
-d  Start as a daemon, ie in the background.


名前、説明は適当にどうぞ。

tpad-settings6


OKボタンを押したら、一度ログアウト、ログインしてみましょう。

すると・・・タッチパッドの誤検知が無くなりました!

もし、設定が反映されていないように感じるのであれば端末(ターミナル)を開き、$ ps ax | grep syndaemon | grep -v grepと入力してsyndameonが起動しているか確認してみましょう。

tpad7


ふう、これでXPS 13が嫌いにならずに済みそうです。


Ubuntuセッション(Unity)を使っている場合の設定方法


マウス・タッチパッドの設定はシステム設定から。

tpad-ubuntu-settings5


自動起動設定はデスクトップ右上にあるセッション・インジケーターをクリックして表示されるメニューから選択します。

tpad-ubuntu-settings1


後は同じようにsyndaemonコマンドを登録します。

tpad-ubuntu-settings2


Windows 7の方はこちらのページを参考にしてみてはどうでしょうか。
 (僕は消してしまったので試していませんが)
 
タッチパッド機能を無効する方法 Windows 7 の使い方 - カフィネット


タッチパッドの有効範囲(エッジ)をsynclientで指定する


ibrianpigさんにブログにコメント頂いて知ったんですが、synclientコマンドを使うと、タッチパッドの有効範囲を指定することもできます。

synclient AreaLeftEdge=w AreaRightEdge=x AreaTopEdge=y AreaBottomEdge=z


左、右、上、下と4つの方向でエッジを指定することができます。

XPS 13だとタイピング中に左上、右ハジに触れてしまうことが多いので、ibrianpigさんのコメント通り、次のように指定すると具合が良いみたい。

synclient AreaRightEdge=1020 AreaTopEdge=40


この設定値で上、右側に指一本分ほどのタッチ無効エリアができます。

touchpad-synclient-area


自分にあった設定値が決まったらsyndaemonと同じく自動起動アプリケーションに追加しましょう。

synclient-settings


もう、完璧ですね。知らずにストレスを溜めている人がいたらかわいそう・・・。

それでは、より良いXPS 13ライフを!

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Posted by netbuffalo at 18:51│Comments(10)TrackBack(0)Linux | 家電


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この記事へのコメント
先日、dell xps13買って, sputnik入れました
なかなかいい感じです。

syndaemonの-Rオプションってなんなんですかねー

ログアウトかX落とした時とかに、このプロセスが残留してるんですよね
結果syndaemonが2重起動になってたりしてちょっと気になります
Posted by ibrianpig at 2012年10月07日 20:50
ibrianpigさん

> 先日、dell xps13買って, sputnik入れました
> なかなかいい感じです。
>

スプートニク仲間と出会えて嬉しいです! 
今後ともよろしくお願いします。


> syndaemonの-Rオプションってなんなんですかねー

僕も疑問に思い簡単に調べたのですが、詳しい情報が載っていないですね。
manページを見る限り、キーボードの状態(入力中か否か)を取得する際、XRecordという拡張機能に対応している場合には、イベントとして受け取れるので効率良く(早く・省リソースで)検知できるようです。

これに対応していないと、syndaemon側で定期的に状態を取得(ポーリング)して判断する形になるようです。


> ログアウトかX落とした時とかに、このプロセスが残留してるんですよね
> 結果syndaemonが2重起動になってたりしてちょっと気になります

手元のXPS 13でログアウト・ログインを試してみたのですが、2重起動は発生しませんでした。
気がついたら対応方法を考えてみます。


それでは。
Posted by netbuffalo(管理者) at 2012年10月08日 10:34
syndaemonの-Rオプションは入れておいたほうが良さげですね。

タッチパッドの誤検知に関してはsynclient周りの設定でも色々出来ますね。

右手が触れてカーソルが動いてしまうので、下のような設定をしてみましたが、
割といいかんじです。

"synclient AreaRightEdge=1020 AreaTopEdge=40"
#タッチパッドのクリック可能位置を制限

あと"synclient PalmDetect=1"などで掌検知オプションもあるようですね。
Posted by ibrianpig at 2012年10月08日 20:04
ibrianpigさん

コメントありがとうございます。

synclient・・・知りませんでした!
情報提供ありがとうございます。
早速試してみます。

Sputnik on ubuntuという人はまだまだ少なく、
ibrianpigさんの情報で助かる方も沢山いると思います。
(僕もその一人です)

今後ともよろしくお願い致します。

Posted by netbuffalo(管理者) at 2012年10月08日 22:25
こちらこそよろしくお願いします。

今、Linuxでmac風にスワイプとかのジェスチャを実現したいなーっと思って、
色々スクリプト組んでます。コッチも出来たら提供しますね。
Posted by ibrianpig at 2012年10月09日 23:03
> 今、Linuxでmac風にスワイプとかのジェスチャを実現したいなーっと思って、
> 色々スクリプト組んでます。コッチも出来たら提供しますね。

へー凄い!、知りませんでした。 
ご報告を楽しみにしています。
Posted by netbuffalo(管理者) at 2012年10月10日 12:50
DellXPS13のLinux用のスワイプのやつ、とりあえず出来たんで報告します。
https://github.com/iberianpig/xSwipe

まだxfceでテストしてないんで動きおかしかったらフィードバック下さい。
自分のgnome-shellとUnity環境では動作してます。
Posted by ibrianpig at 2012年10月14日 14:15
ibrianpigさん

早速のご連絡、ありがとうございます。
(対応、早いですねー)

まだ、試しておりませんが、確認が終わり次第またご連絡します(メール又はブログ・コメントで)。

取り急ぎ。
Posted by netbuffalo(管理者) at 2012年10月15日 18:11
4
Dell XPS13のTouchPadを無効とするソフト(Hp用ですが・・・)
Syaptics TouchPad をインストールし、再起動後、「コントロールパネル」
→「マウス」ここに「デバイス設定」が新設されます。「デバイス設定」で
「有効」→「無効」として適用させることで、解決いたします。
Posted by 奥ピー at 2013年09月16日 14:13
奥ピーさん、情報提供ありがとうございました!

早速試してみます。

今後ともXPS13+Linux仲間としてよろしくお願いします。
Posted by netbuffalo at 2013年09月16日 17:30

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