2012年06月13日

簡単修復ツール(REGZA HDD Easy Repair)・本家Ubuntuが動かないぐらい古いPCでREGZAハードディスクを修復する方法

REGZAハードディスクの傾向と対策 - 掲示板を見ていると簡単修復ツール(REGZA HDD Easy Copy)がインストール出来ない!という方が時々いらっしゃるんですが、どうも直接パソコンにインストールしないでLive-CDからのUbuntuを起動しており、かつ、昔から使っているパソコンで搭載されているメモリが不足がちな場合に発生しやすいようです。
(直接スペックをお聞きした訳では無いので、断言はできませんが)

本家Ubuntuを使うと、それ自体で350MBほどメモリを使うので、パソコンに搭載されているメモリが512MB以下だと簡単修復ツールをインストールして動かすのは厳しいんです。

でもご安心を、メモリが384MB程度使えるのであれば、端末(ターミナル)から手動実行する方法(詳しくは竹田さんの説明ページをどうぞ)で、修復を試みることが出来ます。

え、もっと少ないメモリ、大事に使ってきた古いパソコンでも修復出来ないか?ですって?うーん、中にはそういう方もいるかもしれませんね。

apple_I

ということで、今日は非常に低いスペック(メモリが256MB)なパソコンでREGZA用録画ハードディスクの修復を試みる方法を考えてみます。

低スペックなパソコンで本家UbuntuをCDから起動するとどうなるか?


10年ほど前に購入したパソコンという前提で、メモリが256MBしか使えない状況でUbuntu 本家Ubuntu(12.04)をCDから動かしてみます。

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すると、デスクトップ画面は表示されるのですが、これ以上は固まってしまって動きません。

10

というのも、Ubuntu 12.04で色々と試したところ、キャッシュ(ページキャッシュ、dentry、inode)と呼ばれる必ずしも必要の無い分を減らしても、Ubuntuだけで約350〜370MBほどメモリが必要になるんです。

それにCDから起動した場合はハードディスクにメモリ上のデータを一時的に退避することも出来無いので、まるで固まったように動かなくなってしまうんですね。

ですので簡単修復ツールを使わず、手動で修復する場合でも、最低限384MBぐらいのメモリは必要になるという訳です。


古い・低スペックなパソコンしか使えない場合はどうするか?


ここで諦めず、できるだけメモリを使わない、最低限の機能だけを実装したUbuntu系パッケージであるUbuntu Rescue Remixを使ってみます。

Ubuntu Rescue Remix | The Rescue Remix provides a Free-Libre Open-Source data recovery software toolkit based on Ubuntu

まずは画面右上にあるダウンロード・リンクをクリック。

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次ページ、真ん中あたりにあるリンクをクリックすると、ISOファイルがダウンロード出来ます。

Snap - 2012-06-13 02:56:07 +0000

本家Ubuntuと同様、ISOファイルをCDに焼けば準備は完了。早速メモリが256MBしか使えない環境で起動してみます。

パソコンを起動すると、こんな画面が表示されるので、エンターキーを押します。

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すると10秒ほどでUbuntuが起動。

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え、これだけ?と思いますよね。そうなんです。古いパソコン・省メモリでも動作する分、デスクトップ画面は無いんです。
(この時点でメモリは170MBほどしか使っていません)

えー、これじゃあ私には絶対無理?まあまあ、僕が一度やってみるので見ていって下さいよ。

まずはREGZAからハードディスクを取り外しましょう(設定メニュー・ボタン > レグザリンク設定 > USBハードディスク設定 > 機器の取り外し)。

写真 12-06-13 1 21 28

ハードディスクをパソコンに繋げる前に空き箱か機器本体の裏面を見てハードディスクのモデル名を確認しておきます。

僕の家で使っているハードディスクはI-O DATAのHDCA-U2.0CK。

BlogPaint

さあパソコンに接続しましょう。暫くしてハードディスクのLEDが点灯したら、次のコマンド(文字)を入力します。

$ ll /dev/disk/by-id/

すると、画面に先ほど覚えておいた機器の型式名を含んだメッセージが2行ほど表示されるはずです。

・・・
usb-I-O-DATA_HDCA-U_xxxxxxx-0:0 -> ../../sda
usb-I-O-DATA_HDCA-U_xxxxxxx-0:0-part1 -> ../../sda1

こちらが実際の画面。

41

出ないという方は機械的に故障していそうですね・・・。

この2行の意味は機器本体とデータ保存領域という意味。データ保存領域には青字の最後に***-part1という領域番号がついています。

当然修復したいのはデータ保存領域なのでこちらに注目し、次に、その先にある赤字の../../***とある部分の最後を見ます。この例ではsda1ですね。これをデバイス・ファイルと呼ぶことにしましょう。

デバイス・ファイルを覚えておき、次の修復(xfs_repair)コマンドを実行します。

$ sudo xfs_repair -Lv /dev/***
   ※もし、アンダースコア(”_”)が入力出来ないという場合はxfsまで入力してからtabキーを押して下さい。

***(僕の場合はsda1ですね)の部分は先程確認したデバイス・ファイルを入力し、エンターキーを押しましょう。

すると、修復が始まります。

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 ※クリックで拡大。

最後まで進んだら、ハードディスクを外してテレビで確認してみてください。

59
 ※クリックで拡大。

治っているとよいですね。

Ubuntuの方は次のコマンドで終了できますよ。

$ sudo shutdown -h now

何かあったら掲示板で相談、ブログにコメントして下さいね。


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