2010年07月25日

アップル・グーグル・マイクロソフト

今後の生活必需品になるであろうクラウドについてそろそろ書籍で確認・理解しておこうと思い購入しました。
 
この本では、クラウドの定義、歴史から始まり、アップル、グーグル、マイクロソフト各社の戦略について章立てで説明しています。



各社のクラウド戦略の説明も大変面白かったのですが、僕が興味を惹かれたのはこれから日本企業がクラウド分野で成功するのは非常に難しいという点でした。

日本の堅牢で、ある意味豪華なデータセンタとベルギーにあるGoogleの野ざらしデータセンタを一例として比較し世界レベルの合理化とそれと戦うことの厳しさを説いています。

また、日本の要素技術や着手時期が大きく劣っている訳では無いが、その規模・覚悟に大きな違いがあり、
 
 ・IaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)
 ・PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)
 ・SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)

の分野でこれから勝つことは難く、唯一SaaSの分野には、まだ日本にもチャンスがあるのではないかと予想しています。

僕もここ最近の日本企業のクラウド・サービス騒ぎを見て、1番を目指して頑張っては欲しいが、実際に海外の先行企業に勝てるのだろうか?と疑問を持っていました。

通信応答速度の速さ、日本企業、クラウドとはいえ日本国内という安心感を考えると、ある一定のシェアを押さえるとは思いますが、富士通がマイクロソフトとの協業を発表したように、先行大手と手を組まない限りは小さい規模で終わりそうです。
 
クラウド業界で働いている訳では無いのですが、この業界の今後と今日本企業が取るべき行動について考えていたら、ドラッカーの’既に起こった未来’という言葉を思い出し、もう一度’時代を超える言葉’を読んでしまいました。

ドラッカーは未来を知る2つの方法を教えてくれています。

1つは’自分で創る’、もう1つは’既に起こった事の帰結を見て行動に結びつける’です。

前者は先行する巨人たちですから、日本の企業は、過去に起こった同様のイノベーションとその帰結を参考に今後の戦略を立てるという事になりそうです。
 
#僕の理解に間違いが無ければ。。

まだ、僕なりの結論は出ていないのですが、ふと考えたりしています。



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Posted by netbuffalo at 17:23│TrackBack(0)書評 


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