2012年01月16日

Tips:Kindle Fireで電子書籍をBooks本棚に表示させる

Kindle Fireのホーム画面にはNewsstand、Books、Music、Video、Docsなどのライブラリ・メニューが表示されており、選択するとそのライブラリにグループされているコンテンツが表示されます。

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Amazonのブック・ストアで購入したDRM付きの本はBooksの中に表示されるんですが、PDFなどの個人でKindle FireにコピーしたドキュメントはDocsの中に表示されます。
まあ、普段は慣れの問題なのですが、それでも中にはBooksに表示させたいという本もありますよね?今日はCalibreを使ってBooksライブラリとして表示させる方法をご紹介します。

ePubファイルを変換してBooksライブラリに表示する


最近はCalibreを使う機会が殆ど無かったのですが、先日オライリーさんからePub形式の電子書籍が始まったと聞きまして、こ・これはCalibreでmobiフォーマットに変換するしか無い!と思い立ったのです。

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オライリー本はこれまでにもPDF形式で配信されていたんですが、元々がB5サイズ程度の本なのでPDFだと6、7インチのディスプレイで読むには辛いんですよね。
ということで、今回はePub形式のファイルを例に説明します。

まずは本を購入しましょうか。

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おー確かにePub形式でダウンロード出来ます。

ダウンロードしたらCalibreを起動して、

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”本を追加”からダウンロードしたePubファイルを読み込みます。

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”本を変換”をクリックして、読み込んだePub本を選択。

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この個別変換画面の左側メニューに表示されている”MOBI出力”を選択します。
すると表示される画面に”私的なドキュメントのタグ”という項目があり、初期値で[PDOC]が設定されています。

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実はこのPDOCというタグ情報がKindle FireのDocs本棚(ライブラリ)に表示される原因なのです。
ちなみにPDOCはPersonal Docの略。
今回はBooksライブラリに表示させたいので、この値を[EBOK]にします。

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後はこれまで通りに変換して、Kindle Fireに送信します。

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Kindle Fireで確認すると、

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おー、Booksに表示されました。

もちろん中身も問題無し。目次もバッチリ。

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図やリンクも完全に再現されています。

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早く全ての電子書籍をもっと簡単にKindleで読めるようになると良いですね。




Posted by netbuffalo at 19:26│Comments(0)TrackBack(0) kindle 


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